名前のシモツケは、現在の栃木県にあたる「下野の国」で自生しているものを見つけたことに由来します。(ちなみに「上野の国」は「こうずけ」と読んで、お隣の群馬県にあたります。)春から夏にかけて直径5㎜程度の紫から赤色の小さな花がたくさん集まって、半円状に形をつくります。これを「散房花序」と言います。似たような花と葉で、「コデマリ」という同じ落葉低木がありますが、こちらは白い花で、花のついた枝が垂れさがるのが特徴です。
樹種名 | シモツケ 別名キシモツケ |
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学名 | Spiraea japonica |
分類 | 落葉低木 |
特性 | バラ科 シモツケ属 |
大きさ | 1~2m |
観賞期 | 花期 5~8月 |
日照条件 |
日陰 日向 |